ポルシェジャパン、新型「ボクスター」と「ケイマン」の受注を開始

ポルシェジャパン、新型「ボクスター」と「ケイマン」の受注を開始

　新開発の技術を盛り込んだ新型フラットシックスエンジンを搭載。2900ccの
　ベーシックエンジンの最高出力は、ボクスターの場合が先代モデルを10PS
　上回る188KW(255PS)、ケイマンでは20PS上回る195KW(265PS)に。Sモデルに
　搭載される3400ccエンジンの最高出力は、ボクスターSで228KW(310PS)、
　ケイマンSでは235KW(320PS)に。それぞれ先代モデルから15PS、25PS強化。

　新開発されたデュアルクラッチトランスミッション、ポルシェ・ドッペル
　クップルング(PDK)搭載車ではボクスター、ケイマンともに、走行100kmあた
　りの燃料消費量が初めて9000ccを下回っている。PDK搭載車の3400cc車では
　9200cc／100kmとなり、先代モデルのティプトロニックS仕様車比で16％向上。

　フロントおよびリアセクションが新たにデザインされ、それぞれ独特のデザ
　インによるエアインテークの形状で、はっきりと見分けることが可能に。
　またリア側にも違いがあり、ボクスターにはディフューザーインサートの
　付いた新しいリアパネル、ケイマンにはウインドディフレクタープレートが
　取り付けられている。フォグランプも、ボクスターでは長方形、ケイマンで
　は丸型のデザインとなる。

　ホイールも新しいデザインとなり、ベーシックモデルではこれまでよりも
　0.5インチほどワイドな設計に。これはSモデルの大型ブレーキシステムを
　フロント側に収納する必要が生じた事に伴うものという。新たにブレーキ
　プレチャージ機能とブレーキアシスタント機能を加えたポルシェ・スタビ
　リティ・マネージメントシステム(PSM)が装備され、ステアリングシステム
　のバルブ制御マップも改良が施され、ステアリング操作が軽くなった。

　PDK仕様車のみに用意されるオプションのひとつ、スポーツクロノパッケー
　ジを装備するとサーキット走行用シフト制御プログラムにより、素早く
　ダイナミックな加速が可能になる。

　クラリオン製カーナビが標準装備される。ケイマンSはPDK仕様が877万円、
　6MT仕様が661万円。ボクスターSのPDK仕様が752万円、6MT仕様が655万円。
http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=205747
http://www.porsche.com/japan/jp/aboutporsche/pressreleases/
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