韓国・現代自動車の労組、特別勤務の拒否を警告

韓国・現代自動車の労組、特別勤務の拒否を警告

　「ベルナ」や「クリック」などの小型車を生産している蔚山第1工場は、
　世界中からの注文で稼働率100％を超えるフル稼働状態で週末も随時特別
　勤務体制で臨んでいる。そんな中、労組幹部は特別勤務の拒否を検討して
　いる。「毎月100万ウォン(約7万3700円)ずつ稼げる機会を逃したくない」
　と職員らが反発し、何とか週末の特別勤務体制が維持されているが、薄氷
　を踏むような緊張状態だという。

　一方、高級セダン「ジェネシス」を生産している第5工場は、稼働率が50％
　にすぎない。会社側は第5工場で余った人材を第1工場に配置転換したいが、
　「職員が他の工場に行くとよそ者扱いされる上に、労組の反対が強く、
　工場間の配置転換はほとんど不可能」という。
http://www.chosunonline.com/article/20081111000051