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世界のクルマ
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アメリカのGMは、1400cc 4気筒エンジンの北米生産に3.7億ドル(約400億円)を投資を行なう。

 米ミシガン州フリントにエンジンの製造工場を新設すると発表。
 生産設備を変更することなく複数の4気筒エンジンを組み立てら
 れる柔軟なステーションを約300ヶ所持つという。

 同工場は、米国の代表的な建築物環境性能評価システム「LEED
 (エネルギーおよび環境デザインでのリーダーシップ)」の認定
 を取得する予定の他、製造過程で発生した廃棄物の再生や再利用、
 あるいはエネルギーへの転換など、埋立廃棄物ゼロの取り組みを
 実践し、環境対応に優れた工場を目指す。

 「GMとUAW(全米自動車労組)、そしてフリント市は長年にわたっ
 て信頼関係を築いてきた。この地で働く人々の優れた能力や仕事
 に対する勤勉さ、そして地域に脈々と受け継がれてきた自動車産
 業の伝統、さらに市、州、連邦政府と育んできた強力な協調関係
 等、これらの条件を考えればフリントという土地はGMのエンジ
 ン工場を建てるにふさわしい場所である」とワゴナー会長兼CEO。

北米での小型エンジン生産に3億7,000万ドルを投資



また、GMは、2011年までに1000〜1400cc 4気筒エンジンの生産に
軸足を移し、世界全体で倍増させる方針。

 従来の大型エンジンから、シボレー・クルーズに搭載される
 高出力と低燃費を両立させた新型1400ccターボエンジンなど
 コンパクトな4気筒エンジンへと軸足を移す。GMは、2011年
 までに北米で生産するエンジンの3分の1を4気筒に、さらに4気
 筒エンジンの21%(現在の7倍増)についてはターボエンジンへ
 のシフトを目指す。

 「状況に応じて最適なパワーを供給するターボチャージャーの
 優れたレスポンスは、まるで1台のクルマにパワー重視と燃費
 重視という2機のエンジンを積んでいるかのようだ。つまり、 
 パワーと低燃費を最高レベルで両立させたパワーユニットがこの   1400ccターボである」とスティーブンス副社長。

 GMの小型4気筒ガソリンエンジンは、1000cc、1200cc、1400cc
 の3種類を用意。いずれも低燃費であり、連続可変バルブタイ
 ミング機構を採用するなど、エンジンの回転域に関係なく最適
 なパワーと低燃費が実現される設計。

 自然吸気の1400ccエンジンは、2011年モデルとして発売を予定
 している電気自動車「シボレー・ボルト」用の補助エネルギー
 源としても使用される。

小排気量の4気筒ターボエンジンを投入、低燃費車へのシフトを加速
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