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◆F1・ベルギーGP決勝、ライコネンが意地をみせたレースが終盤の雨で一転

決勝スタート前に止んだ雨による濡れた路面により、スタート直後に大きく順位が入れ替わる中、ライコネンが2番手に浮上。2周目にトップのハミルトンがグリップを失った間に距離を詰め、ライコネンが首位に浮上。

レース中盤までライコネンが大きくリードする展開に。終盤にかけてペースをあげてきたハミルトンが徐々にトップとの差を詰めつつある中、残り6周で雨が降り始め、ライコネンとハミルトンとの差がみるみると縮まる。

残り2周の最終シケインでハミルトンが強引にライコネンのインを突くも、シケインをショートカット。ハミルトンはショートカットでライコネンの前に出たため、後方にさがる動きをみせるが、続く1コーナーで再び前へ突っ込み、順位が入れ替わるかたちに。

雨が急激に強まり、2台ともスピン。予断を許さない状況の中、ライコネンは最終コーナー近くで大きくスピンしてウォールに衝突。リタイアに。

最終周、トップのハミルトン、2番手のマッサはドライタイヤのままスロー走行し、そのままチェッカーをうけたが、残り1周でウエットタイヤに交換し、ドライタイヤのマシンを一気にゴボウ抜きしたN.ハイドフェルド(BMWザウバー)、アロンソ(ルノー)が3番手、4番手でゴール。

レース後の審議で、ショートカットでのオーバーテイクを巡り、ハミルトンに25秒のペナルティーが科せられ、3位に降格。序盤にライコネンへの闘志を燃やすも、安定してライコネンやハミルトンの後ろについて走行していたマッサ(フェラーリ)が繰り上げ優勝という結果に。

2位にゴボウ抜きのN.ハイドフェルド。4位アロンソ。5位ベッテル(トロ・ロッソ)、6位クビサ(BMWザウバー)、7位は、残り1周まで3位で初表彰台のチャンスだったブルデー(トロ・ロッソ)。

トヨタ勢はグロックが8番手でゴールしたが、黄旗区間で追い越しをしたとして25秒のペナルティーが科せられ、9位に。トゥルーリは16位。中嶋一貴(ウィリアムズ)は14位。ホンダ勢はバトンが15位、バリチェロはリタイア。

http://headlines.yahoo.co.jp/
hl?a=20080908-00000006-jij-spo


http://www.toyota-f1.com/
public/jp/features/gp2008_13_belgium/



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