ＧＭの取締役会、米クライスラーとの合併構想に熱意を示さず

◆米ＧＭの取締役会、米クライスラーとの合併構想に熱意を示さず

　取締役会メンバーが先週、取締役会や電話会議で合併構想について話し合っ
　たが、「サーベラスが提案した米ＧＭＡＣ株の取得額が低すぎる」といった
　不満が出るなど、結論は先送りされたと米WSJ紙が報じた。

http://car.nikkei.co.jp/news/business/index2.cfm?i=2008101312761c0
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081013-00000657-reu-bus_all
http://online.wsj.com/article/SB122375732762826157.html

ＧＭ、米国内で唯一のコンパクトカー組み立て工場の稼働時間を延長ＧＭ、米国内で唯一のコンパクトカー組み立て工場の稼働時間を延長

アメリカのＧＭは、米国内で唯一のコンパクトカー組み立て工場の
稼働時間を延長する。

　小型車「シボレー・コバルト」の需要に生産が追いつかない
　状態が続いていることから、オハイオ州ローズタウンの組み
　立て工場の稼働時間を、感謝祭と退役軍人の日を含む連休を
　除く毎週土曜、年内いっぱい２シフト制を敷く。

GM、小型車の年内増産で在庫不足解消へ
GM、小型車の年内増産で在庫不足解消へ

ＧＭ、1000〜1400cc 4気筒エンジンに注力

アメリカのＧＭは、1400cc 4気筒エンジンの北米生産に3.7億ドル(約400億円)を投資を行なう。

　米ミシガン州フリントにエンジンの製造工場を新設すると発表。
　生産設備を変更することなく複数の4気筒エンジンを組み立てら
　れる柔軟なステーションを約300ヶ所持つという。

　同工場は、米国の代表的な建築物環境性能評価システム「LEED
　(エネルギーおよび環境デザインでのリーダーシップ)」の認定
　を取得する予定の他、製造過程で発生した廃棄物の再生や再利用、
　あるいはエネルギーへの転換など、埋立廃棄物ゼロの取り組みを
　実践し、環境対応に優れた工場を目指す。

　「ＧＭとUAW(全米自動車労組)、そしてフリント市は長年にわたっ
　て信頼関係を築いてきた。この地で働く人々の優れた能力や仕事
　に対する勤勉さ、そして地域に脈々と受け継がれてきた自動車産
　業の伝統、さらに市、州、連邦政府と育んできた強力な協調関係
　等、これらの条件を考えればフリントという土地はＧＭのエンジ
　ン工場を建てるにふさわしい場所である」とワゴナー会長兼CEO。

北米での小型エンジン生産に3億7,000万ドルを投資



また、ＧＭは、2011年までに1000〜1400cc 4気筒エンジンの生産に
軸足を移し、世界全体で倍増させる方針。

　従来の大型エンジンから、シボレー・クルーズに搭載される
　高出力と低燃費を両立させた新型1400ccターボエンジンなど
　コンパクトな4気筒エンジンへと軸足を移す。ＧＭは、2011年
　までに北米で生産するエンジンの3分の1を4気筒に、さらに4気
　筒エンジンの21％(現在の7倍増)についてはターボエンジンへ
　のシフトを目指す。

　「状況に応じて最適なパワーを供給するターボチャージャーの
　優れたレスポンスは、まるで1台のクルマにパワー重視と燃費
　重視という2機のエンジンを積んでいるかのようだ。つまり、　
　パワーと低燃費を最高レベルで両立させたパワーユニットがこの　　　1400ccターボである」とスティーブンス副社長。

　ＧＭの小型4気筒ガソリンエンジンは、1000cc、1200cc、1400cc
　の3種類を用意。いずれも低燃費であり、連続可変バルブタイ
　ミング機構を採用するなど、エンジンの回転域に関係なく最適
　なパワーと低燃費が実現される設計。

　自然吸気の1400ccエンジンは、2011年モデルとして発売を予定
　している電気自動車「シボレー・ボルト」用の補助エネルギー
　源としても使用される。

小排気量の4気筒ターボエンジンを投入、低燃費車へのシフトを加速

リストラ加速。アメリカＧＭ、一部工場閉鎖

アメリカＧＭは、一部工場の閉鎖を前倒しする。

アメリカの新車需要が急速にな縮小にともない、リストラで対応を
進めていく。

２０１０年までに閉鎖する計画だったオハイオ州のSUV生産工場を
年内に閉鎖する。

ＧＭが工場閉鎖を前倒し、新車市場の急速な縮小で
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081004-00000036-yom-bus_all

米国と欧州の自動車市場は2009年上半期も低迷

◆米ＧＭのヘンダーソンCOO、米国と欧州の自動車市場は2009年上半期も低迷

　「上半期は明らかに弱い状態が続く」

欧米の自動車市場は09年上半期も低迷が続く見通し＝米ＧＭＣＯＯ

「ハマー」ブランドの売却。年末までに売却の合意ができるかも

米ＧＭ、「ハマー」ブランドの売却。年末までに売却の
合意ができるかも

ヘンダーソンCOOは、今月中に買い手候補に詳細を提供する
予定だと明らかにし、「ハマー」に関心を示しているグルー
プがいくつかあり、年末までに売却の合意ができるかどうか
はっきりするだろうと語った。


欧米の自動車市場は09年上半期も低迷が続く見通し＝米ＧＭＣＯＯ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081003-00000694-reu-bus_all

キャデラック DTSの154台をリコール

　ＧＭ日本法人は「キャデラック DTS」の154台をリコール

　洗浄液の凍結防止用ヒータを制御する電子回路に、製造
　工程で異物が付着したものがあり、回路が短絡し、火災
　が発生する恐れがある。対策品の供給に時間を要する為、
　暫定措置として、ヒータ部のヒューズを取り外す。

http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_000147.html

ＧＭも低燃費車にシフトする？ ようやく？

　米ＧＭは、ミシガン州フリントに小型車向けエンジンの
　工場を新設すると発表した

　2010年に投入する新型「シボレー・クルーズ」用のターボ
　付き1400ccエンジンのほか、開発中の電気自動車「シボレー・
　ボルト」用の発電用1400ccNAエンジンを製造する。

　投資額3.7億ドル(約400億円)。



ＧＭ、小型エンジン生産に400億円投資　低燃費車にシフト

外部の知恵を借りるＧＭ

　米ＧＭ、経費節減を加速するためのアドバイスを求め、
　企業と契約をした。企業名は明らかにしない。１０〜
　１２月期に新たな資産売却計画を発表する予定。

GM、経費節減策のアドバイス求め企業と契約

米ビッグスリー向けの政府低利融資250億ドル(約2.7兆円)

◆米下院、米ビッグスリー向けの政府低利融資250億ドル(約2.7兆円)を承認

2008年10月〜2009年3月末の暫定予算決議を370対58で可決した。
　週内に上院でも同様の決議が可決される見通し。米ビッグスリー
　が目先、資金繰り難に陥る事態は回避される見込みに。一方、海
　底油田採掘の禁止措置は、支出法案に盛り込まれなかった為、来
　週にも失効する見通し。

政府低利融資を承認米下院　ビッグスリー向け

米下院、自動車メーカー向け政府低利融資支出法案を可決

米企業、「守りの姿勢」鮮明　ビッグスリーやハイテク業界